九州の魅力と歴史

日本の中の『九州(Kyushu)』を知る。

日本の国土の大部分は、「本州」「北海道」「九州」「四国」という4つの島で構成されています。

その中で最も西南に位置する「九州」は、福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島という7つの県によって構成されており、古代においても朝鮮半島や中国などとの活発な交流、近代においても、長崎を中心に、オランダ、中国などとの交流を行ってきました。

九州の総面積は4万4,512k㎡で日本全体の11.8%(2020年1月)、総人口は1,426万人で日本全体の11.3%を占めています(2019年)。域内総生産(GDP)は50.2兆円(2016年度)で日本全体の9.1%を占めています。

九州では、早くから他国などの文化を受け入れ、交流を深め、長崎などを中心に、他の地域に先がけて融合を図ってきました。また、進取の気性にも富んでおり、鹿児島などを中心に、日本の近代化を牽引した人物が多く現れています。

なお、九州には複合的な魅力があり、商業都市として発展し、今も日本の政令指定都市の中で人口増加数・人口増加率ともに1位である「福岡市」がある一方で、九州は豊かな自然にも恵まれており、カルデラの規模と美しさでは世界一と言われる熊本県の「阿蘇」。日本有数の活火山である鹿児島県の「桜島」。そうした九州の火山群の影響により、日本有数の温泉地帯として知られる大分県の「別府」など、圧倒される自然美や自然の恩恵を感じることのできる地域でもあります。

一方、九州は、地理的に大陸や朝鮮半島と近い特徴から、日本国内の他の地域に先がけて、他の国や地域と人的交流・物質的交流・文化的交流を行い、日本全土に感化や影響を与え続けてきました。

それゆえ、日本に影響を与えた多くの人財たちに、多くの感化や広い視野を与え、たえず、日本を新しくするための“原動力”のような役割を果たした人財たちを育てる役割を担ったのが、「九州」でもあります。

人財を生む『地域』の魅力と歴史

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